あなたは文章を書く前にどんな準備をしていますか。突然思い立ったことを感情のままに書いているといったことはないでしょうか?
文章を書く前に2つの点を押さえておくことで、読み手をぐっと惹き付ける文章を書くことができるようになります。具体的なポイントを見ていきましょう。
1、文章の目的を明確にしよう
初めに身近な文章を例に、文章の目的を考えてみましょう。
例えば、好きな人への告白の際に使うラブレターの目的は、「自分はあなたのことが好きです。付き合ってほしい。」という旨を伝えることが目的です。
次に、友達にパーティの招待状を送る場合の目的はなんでしょう。
「パーティの日時、場所、内容など詳細を伝え、参加を促すことが目的ですね。
このように文章とは目的を伝える機能をもっています。そして目的のある文章は、読み手の感情、行動に訴えかけることができます。
まずは文章を書き始める前に、文章の目的を明確に定めるくせをつけていきましょう。
2、文章の読み手を意識しよう
文章の目的を考える際に気を付けてほしいことが、読み手は誰なのかを意識することです。読者を想定することで、相手に合わせて文章の表現が変わり、より目的が伝わりやすい文章になります。
レストランの口コミを書く場合、読んでくれる人は誰でしょうか?
大学のレポートを書く場合は、読んでくれる人は誰でしょうか?
性別、年齢、自分との関係など文章によって文章の表現の方法は異なるはずです。これらを明確すると表現が変わり、伝えたいことを伝えやすくすることができます。
まとめ
- 文章の目的を明確にする
- 文章の読み手を意識する
文章を書き出す前に、この2点を押さえるだけで文章は見違えたように読み手に魅力的な文章となります。特に文章の目的を一つに絞らず、色々と伝えたいことが満載の文章をよく見かけますが、目的が分散してしまい、読み手にはすべて伝わりにくい印象になってしまいがちです。
まずは、目的を絞り、読み手を具体的に思い浮かべて書いてみましょう。
宮嵜 幸志
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