こんにちは、「独立1年で年収1,000万円になったよ」とプチ成金アピールしている秋カヲリです。こういう類のTwitterプロフィールが酢豚のパイナップル以上に嫌いなんですが「ダメライターだと思われたらこの記事読んでもらえないだろうな」と嫌われる勇気を振り絞って言いました。嘘じゃないので許してください。(嫌われたくない)

スゴイ人っぽい自己紹介をしたものの、会社員時代は

  • 社会人1年目:求人広告営業の契約社員で月収20万円、ボーナス・残業代なし
  • 社会人2年目:ライター募集で採用された化粧品会社でコールセンター担当に。月収25万円、ボーナスなし
  • 社会人3年目:制作会社でライターになり月収30万円、ボーナス・残業代なし、週7日勤務

といった感じ。収入が増えてはいるけど、うらやましくはないですよね?

だって週7日て。ストレスで家系ラーメンばっか食べてたらマンボウみたいに膨らんで、彼氏(現夫)に「悲しい…」と泣かれた衝撃が忘れられない。太って泣かれることある?

そんなマンボウが「ジリ貧だし、独立してコケても大差ないだろ」と思って独立したところ、初月から月収40万円、半年後には100万円になり、独立1年で年収1,000万円を達成。マグロくらいの体型になりました。(わかりにくい)

当然「私が年収1,000万円なんて信じられない!」とびっくり……しなかったんですよね。だってめっちゃ書いたもん。初月から43本書いたし、半年で月収100万超えたときは月100本以上書いたもん。こんだけ書けばそれなりに稼ぐわ。

ただ、一定のライティングスキルがなければガッツリ稼ぐのは難しいです。

私が月100本書けたのは基本的なライティングスキルがあったから。

基本的なライティングスキルがあったのは勉強したから。

そう、勉強しないと「ちゃんと生計を立てられるプロライター」にはなれません。

勉強手段は多々ありますが、私は計5つのライター講座に通いました。学生時代に1つ、会社員時代に1つ、独立してから3つ、全部で60万円ちょっと。

第101回宣伝会議コピーライター養成講座基礎コースのテキストや、ライター講座を受講した際にメモしたノートなど計10冊程度。

ライター講座のプリントやノートは、私の大切な財産になっています。

今回はライター講座を検討している方へ向けて「ライター講座って実際どうなの?」という疑問に答える体験レポートをお届けします。

そもそも独学じゃダメなの?

『何度も読みたい広告コピー』という本を手に取る女性の後ろ姿。他にも本が5冊ほど並んでいる。

あらかじめ言っておくと、ライター講座を受けることは目的ではなく手段です。大事なのは書く力を養うことなので、手段はライター講座じゃなくてもいいわけです。

となると「じゃあ独学じゃダメなの?」という疑問が浮かびますよね。

結論から言うと「ダメじゃないけど、あまり勧めない」

完全な独学だとしごいてくれる師匠も先輩もいないので、自分の原稿がバッサリ斬られる経験をすることなくキャリアを積んでいってしまいます。

「自分一人の力で頑張ってきた」自負も出てきて、他人からの指摘やアドバイスが素直に聞けなくなる。

それが「個性」「その人の型」みたいになることもありますが、実力不足のままプライドばかり高くなって「扱いにくい人」になりがちです。

当然仕事は減り、ライターを廃業してしまう人も少なくありません。

実践だけで力をつけるのも不可能ではありませんが、最初のうちは勉強して基礎を固めるべき。基礎ができていないまま走り出すと自己流の間違ったやり方がクセになり、一見ちゃんとしているようで実際は伝わりにくく読みにくい「センスがない原稿」ばかり量産し、売れないライターになっちゃいます。

ほら、今までだれとも付き合ったことない男子がデートでお店を予約してなくても「まー初めてだからしょうがないよね、これから教えてあげよ」ってなるけど、女性と何人も付き合ってきました風の男子がお店を予約してなかったら「あーこの人いつもこうなんだろうな……お手上げ!」って思うじゃないですか。同じように「わりと執筆経験があるのに微妙な原稿書く人」は伸びしろがないと思われちゃうんです。もったいないですよね。

誰にも教わらず、完全に独学ですばらしいライターになる人も稀にいます。でも、そういう人は天才であると同時に、昔から呼吸するように文章を書き続けてきた努力の人で、1%未満もいないレベルだと思っています。私はこのことを常に自分に言い聞かせて、「自分はもっと研鑽を積まないと」と戒めています。

なので、安易に独学で学ぼうとしないことをおすすめします。

ライター講座って何するの?

パソコンの前で手を口に当てながら考え込む長髪の若い女性。他にも数名が勉強している模様。

ライター講座はプロからライティングスキルを学ぶ場です。「日本語を書ける」と「プロのライターとして原稿を書ける」の違いを学ぶ場だと言ってもいいかもしれません。講座の内容はそれぞれ異なりますが、ざっくり「プロレベルの書く力を養うこと」が目的です。

受講生は学生から社会人までさまざまで、ライター志望者もライター経験者もいますが、講座の難易度によって受講生の層が変わります。自分に合ったレベルのライター講座を選びましょう。

価格は1万円以下のものから20万円近いものまであります。対面講座のほうがオンライン講座より割高な傾向があり、平日の夜か土日の日中に開催されている講座が多いです。

リアルな対面講座は東京開催がほとんど。地方在住者は参加しにくいのがデメリットですが、ライター仲間を作りやすく質問しやすいのがメリット。

オンライン講座は反対にライター仲間が作りにくく質問しにくいですが、ネット環境があればいつでもどこでも受講できて比較的リーズナブルなのがメリットです。

ライター講座のメリットって何?

ライター講座は数万円かかるものがほとんどで、一番コストがかかる勉強方法です。ゼクシィの名コピーに当てはめるなら

「ライター講座じゃなくても勉強できるこの時代に、私は、ライター講座で勉強したいのです」

と言えんのか?っていう疑問、ありますよね。

ずばり言えます。人によって度合いは変わるけど、受けたほうがいいです。

ライター講座ならではのメリットがあり、主に次の3つが挙げられます。

【1】勉強せざるを得ない環境に身を置ける

一番コストがかからない勉強方法は、本を読むこと。ライティング教本を何冊か読めば、基本的なライティングスキルは網羅できます。ライター講座の受講料があれば、本をどっさり買えるでしょう。

でも、自分の胸に手を当ててよーく考えてほしい。

自力でちゃんと勉強できるか?と。

本を買ったとして、最後まで読んでインプットして、アウトプットまで「自力で」やれますか?私は一回読んだものの内容の大半を忘れた本が4冊、読み終わっていない本が5冊、存在すら忘れている本が多分10冊くらいあります。記憶喪失?

ライティング、執筆、広告関連の書籍・雑誌が並ぶ本棚。20〜30冊ほどある。

ライティング系の本棚を見てみたらもっとありました…このほかにkindle(電子書籍)もあります。

ライター講座は本よりも高額なので「せっかくお金を払ったんだからやらなきゃ」とプレッシャーがかかりますし、参加型のライター講座なら途中抜けしにくく集中しやすい環境です。半強制的に勉強させられるので、意志が弱い人や怠けやすい人でも継続しやすい。3日坊主な人には特におすすめです。

【2】トップ層と自分の違いがわかる

独学だと自分の実力を把握しにくく、とんでもない天狗になっている可能性があります。独学のリスクはのちほど説明しますが、自分のレベルを正しく把握するならライター講座でトップ層との差を体感するのが手っ取り早いです。

講師に赤入れしてもらったり、ライター講座仲間の原稿を見たりすることで自分の実力がわかります。プロライターとして食べていくなら、常に上を見て自己研鑽する努力が必要。一流の原稿を見て「自分はまだまだだな」と実感し、学習意欲を燃やし続けましょう。

私は年収1,000万円になってからもライター講座に通いましたが、自信満々で出した課題原稿にガッツリ赤が入ってちっとも褒められず、帰りの電車でジワァ…と泣きました。もー情けないやら悔しいやらで「天狗ですみません!!」と穴にダイブしたかった。成長し続けるにはこういう挫折が大事ですから、積極的に鼻を折られに行ってほしいところです。

【3】ライター仲間ができる

ライター仲間ができるのはライター講座ならではのメリット。仕事を紹介してもらったり、ノウハウを教えてもらったり、いろいろと助けてくれる存在です。私も受講生からの紹介で初めてのライター仕事を獲得しました。「ほかのライターはこういう努力をしているのか」と学ぶ機会も多く、売れっ子ライターを観察するだけで自分に足りないものがわかります。

フリーランスは会社員と違って同僚不在、基本的には孤独です。「悩んでも相談できる人がいない!」と病んでしまう人も珍しくありません。いつ何が起きるかわからない時代ですから、ゆるいつながりはとても大切。ライター講座を通じていざというときに頼れるライター仲間を作り、心のよりどころにしつつ切磋琢磨するといいでしょう。

ライター講座を受けたほうがいい人と受けなくてもいい人の違いは?

Yes/Noの2つが並ぶチェックボックス。赤ペンでYesにチェックがされている。

上記のメリットはありますが、別にライター講座を受けなくてもいい人もいます。(手のひら返し)

ライター講座を受けたほうがいい人の特徴と受けなくてもいい人の特徴を列挙しますので、迷っている方は自分がどちらに当てはまるかチェックしてください。

【受けたほうがいい人】

  • 自習が苦手な3日坊主
  • ライター初心者
  • ライティングスキルに課題を感じている人
  • 自分はイケてるライターだと思っている人
  • ライター仲間が欲しい人
  • 新しいライティング仕事が欲しい人
  • もっと上を目指したい人

【受けなくてもいい人】

  • ライターとして豊富な経験を積んでいて、現状に満足している人
  • 自力で本を読み、インプットからアウトプットまで完遂できる人
  • 自分の原稿にダメ出ししてくれる先輩ライターがいる人
  • ライター仲間なんていらない人
  • ライティング仕事にまったく困ってない人

ライター講座はどうやって選べばいい?見極めポイントは?

ライター講座の選び方は、自分のレベルに合った講座や課題を解決できる講座を選ぶのがおすすめです。初心者なら初心者向けの基礎的なライター講座を、もっとはやく書きたいならスピードアップ系のライター講座を選んでください。

ライター講座の見極めポイントは、講師や運営会社です。「何を教えるか」以上に「だれが教えるか」が重要なので、講師のプロフィールや運営会社の沿革を調べてから選びましょう。制作実績やライターとの関わりから、確かなライティングスキルや指導スキルを持っているかチェックすることをおすすめします。

ここでは、当ブログを運営している編集プロダクションの株式会社YOSCAが提供している講座を2つご紹介します。

初心者におすすめのライター講座

あなたのライターキャリア講座

株式会社YOSCAの提供するあなたのライターキャリア講座の公式ページをキャプチャした画像。2020年6月4日撮影。

「あなたのライターキャリア講座」は少人数制・参加型のオンライン講座。受講生同士やファシリテーターとのワークショップがあり、オンラインながら対面講座のように受講できるハイブリッド型のライター講座です。「オンライン講座だと続かない」という方でも継続しやすいでしょう。

ライターの仕事を続けられる人と続けられない人の違いは「基礎思考力」と「キャリアビジョン」があるかどうか。

1~9回目は原稿の土台となる「基礎思考力」を養うために、論理構造・文章の型・読み手の反応・質問の投げかけ方を学び、プロライターに必要なスキルを習得します。

10回目の最終講義では「ライターのキャリアプランニング」を行い、どんな記事を書くライターになるか、どんなタイプのライターに向いているかを考えます。

キャリアプランニングは7,000人超のライターを抱えるYOSCAならではのサービスで、多くの駆け出しライターがつまずくポイントを踏まえ、フルオーダーメイドのキャリアを描けるのがミソ。ライターってパソコンさえあればできる仕事だから「なんとなく」で始められるんですが、キャリアビジョンが不透明だと迷子になって挫折しやすいんですよね。

ライターになりたいけどどうやって仕事をしていけばいいかわからない方や、オンラインでも質問しながら受講したい方、ライターとしてのキャリアに悩んでいる方におすすめのライター講座です。最初の1講座までなら返金可能なので、安心してスタートできますよ。

1秒1文字!悩まず書けるノンストップライティング(Udemy)

Udemyにて株式会社YOSCAが提供している「1秒1文字!悩まず書けるノンストップライティング」のイメージ画像。

「とりあえず1回だけライター講座を受けてみたい」という方にぴったりのライター講座が「1秒1文字!悩まず書けるノンストップライティング」。こちらも編集プロダクションYOSCAが動画学習サービスUdemyで提供しているオンライン講座です。

タイトルの通り、書くスピードを上げることに特化した講座内容で、ライター初心者でも「はやく・うまく」文章を書けるようになるノウハウが6つのセクションに分けて紹介されています。具体的には、はやく書くためのマインドセット、準備のやり方、文章の型、執筆環境の整え方など。

1時間半とコンパクトにまとめられているので、学習意欲が高まったときにサクッと視聴できるのがいいですね。学習シートが付いていて、シートに書き込みながらワークショップ的に受講できます。

プロライターと初心者ライターの差は「書くスピード」に出ます。ライターは書くのが仕事ですから、書くスピードが遅いと仕事が捗らず、いつまでも収入が安定しません。ライターとして食べていくには、書くスピードを上げないといけないんですね。

原稿やブログを書くのに時間がかかってしまう方、試しにライター講座を受けたい方などにおすすめ。30日間の返金保証があり、講座の一部を無料視聴することも可能です。ライター講座に興味がある方は、ぜひチェックを!

最後に。書く力は最強だ

パソコンのキーボードを叩く女性と思しき手。右手の薬指には金色の指輪がはめられている。

あなたも私も、自分の力を過信してはいけません。

ライターになりたい、書くことを仕事にしたいと思う人は、ほぼ全員「文章うまいね!」と言われた経験があります。

確かにすばらしいことだけど、身内から文章を褒められた人がライターを目指すのは、村一番の娘が雑誌モデルを目指すみたいなもの。村でみんなから「べっぴんさんだねえ」って言われて育った女の子が、いきなり上京して原宿歩いてもスカウトされなくて「もしかして私、透明人間になってる?」ってショーウィンドウ覗きこんだりするじゃないですか。

「君には無理」って言ってるんじゃなくて、ダイヤの原石は磨かないとダイヤにならないってことです。ありのままの姿で勝負できるのはエルサだけなんで、ちゃんと自分を磨こうぜっていう。

ちゃんと勉強して、書く力を磨きましょう。たくさんの知識を浴びて、脳細胞に刻んで、書いて表現し、他人の反応を受け取る。その繰り返しでしか文章は上達しません。

「稼げる」っていう冒頭にしといてなんですが、書く力はお金なんかよりもっともっと素敵なものを人生にもたらしてくれます。より深く考えられるようになり、鮮やかな表現ができるようになり、世界の解像度が上がって、心の視力が10.0くらいになる。見えなかったものが見えたり、嫌いなものが好きになったり、汚いものが美しくなったりする。

それって、年収1億円になるより素敵なことだと思いませんか?

ぜひ勉強して確固たる基礎を身につけ、フルハイビジョンの世界を築いていってください。私ももっと勉強しよ。

P.S.ライター講座の比較記事も書いてますので、ライター講座を検討している方は参考になさってくださいね。

人気のライター講座10選!年収1,000万ライターが比較します【東京・通信・オンライン】

秋カヲリ