形容詞・形容動詞とは何でしょうか
「形容詞」と「形容動詞」は物事の性質や状態を表すときに使います。自立語であり、活用があります。また、単独で述語や修飾語になることができます。
さらに、助詞や助動詞などの付属語を伴うことで、主語や接続語にもなることができます。名詞が体言と呼ばれるのに対し、形容詞、形容動詞、これに動詞を加えたものを「用言」と呼びます。
形容詞と形容動詞を見分ける
「形容詞」と「形容動詞」はよく似ていますが、言い切りの形に注目することで見分けることができます。「形容詞」は「い」で終わり、「形容動詞」は「だ」「です」で終わります。
活用を知ろう
「形容詞」と「形容動詞」の活用は基本的に、
-
未然形:後に「う」が続く形
- 形容詞:かろ
- 形容動詞:だろ
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連用形:後に「た」「ない」「なる」が続く形
- 形容詞:かっ、く(う)
- 形容動詞:だっ、で、に
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終止形:後に何も続かず言い切りの形
- 形容詞:い
- 形容動詞:だ
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連体形:後に「とき」が続く形
- 形容詞:い
- 形容動詞:な
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仮定形:後に「ば」が続く形
- 形容詞:けれ
- 形容動詞:なら
の5つです。
例えば、
形容詞「美しい」+「ば」=「美しければ」
形容動詞「静かだ」+「とき」=「静かなとき」となります。
正しい活用を覚えて、使いこなしていきましょう。
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宮嵜 幸志
株式会社YOSCA 代表取締役 http://yosca.jp/ 東京都生まれ。前職のWEBマーケティング会社にて百を越えるWEBサイトを制作。さらに、数千のWEBサイトの制作指揮を行う。そこで得たWEBライティングの知見を活かし、現在は記事制作代行事業を展開中。また、フリーライターの養成にも力を入れ、執筆スキル向上のサポートなどを行っている。趣味はバスケットボール、読書、海外旅行。
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