助動詞とは何でしょうか?
「助動詞」は、用言(動詞・形容詞・形容動詞)や体言などに様々な意味を添えるはたらきをします。「助動詞」は述語の要素にからんでくる場合が多く、文の細かいニュアンスを伝えようとするときに有効です。例えば、助動詞の「だ」や「です」はどちらも断定の意味を表しますが、「です」は丁寧な断定を表すことができます。
助動詞の分類と表現
「助動詞」の分類方法は主に3つあります。意味による分類、活用による分類、接続による分類です。多くの場合、意味による分類になります。また、「助動詞」を1つ使っただけでは言い表せないような表現も、複数の単語を使うことで豊かに表現できます。
例えば、
「一流のライターになるためには、文法を学ぶ必要がある。」
という文を
「一流のライターになるためには、文法を学ばなければならない。」
とすることで、「どうしても必要だ」という気持ちが伝わります。このとき、
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助動詞「なけれ」
-
助詞「ば」
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動詞「なら」
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助動詞「ない」
の4つの単語が組み合わさっています。
感情のこもった文章には助動詞の活用が必須なので、確実に押さえておきましょう。
宮嵜 幸志
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