感動詞(感嘆詞)とは何でしょうか?
「感動詞」は、会話文や詩でよく見かける言葉です。使われるシーンが限定されているだけあって、10種類ある品詞のなかでも少し変わった性質とはたらきを持っています。
単独で文節になる自立語で、活用はありません。さらに、単独で独立語にもなります。ほかに独立語の文節をたくることができるのは、「名詞」だけです。
通常、文頭におかれ、以下の5つの種類に分けられます。
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感動
感動、すなわち喜怒哀楽を表します。
(例)ああ、なんて気持ちのいい朝だ。
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呼びかけ
呼びかけたり、誘いかけたりする気持ちを表します。
(例)ねえ、散歩にでも行かないか?
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応答
相手に対する応答を表します。
(例)うん、行こうか。
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かけ声
(例)「どっこいしょ」と立ち上がった。
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あいさつ
(例)「おはよう」と挨拶する。
文章に情緒を足したり、シチュエーションをより具体的に感情を込めて説明する際に感動詞を使うと、読み手を引き込む文章になるので、上手に使っていきましょう。
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宮嵜 幸志
株式会社YOSCA 代表取締役 http://yosca.jp/ 東京都生まれ。前職のWEBマーケティング会社にて百を越えるWEBサイトを制作。さらに、数千のWEBサイトの制作指揮を行う。そこで得たWEBライティングの知見を活かし、現在は記事制作代行事業を展開中。また、フリーライターの養成にも力を入れ、執筆スキル向上のサポートなどを行っている。趣味はバスケットボール、読書、海外旅行。
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