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接続詞とは

「接続詞」は前後にある文や文節をつなぐ単語です。この接続詞に注意して文章を読むことで、文章で伝えたいことが上手に読み取れるようになります。また、文章を書くときにも「接続詞」をうまく使うことで、伝わりやすい文章を書くことができます。性質としては、自立語で活用がありません。

「接続詞」は単独で接続語になれます。一方で、「接続助詞」を使うことで、用言や体言も接続語になることができます。

接続語の種類

接続詞には、7つの種類があります。

  • 順接

前に受ける事柄が原因や理由となり、その順当な結果や結論があとにくることを表します。

(例)上手に文章を書きたい。だから文法を学ぶ。

  • 逆接

前に受ける事柄と逆になる事柄があとにくることを表します。

(例)文章を書きたい。しかしアイデアが浮かばない。

  • 累加

前の事柄に、付け加えることを表します。

(例)文法の基礎は学んだ。そして応用を学ぶつもりだ。

  • 並列

前の事柄と後の事柄が、並んだ状態であることを表します。

(例)私は主婦であり、また、YOSCAのライターだ。

  • 対比・選択

前の事柄と後の事柄のどちらかを選択することを表します。

(例)今日はカレーにするか、それとも、ラーメンにするか。

  • 説明・補足

前の事柄に関して、説明や補足を表します。

(例1)今日は寒い。なぜなら、雪が降っているからだ。

(例2)頭が痛くて、鼻水が出る。つまり、風邪をひいたのだ。

  • 転換

話題がかわることを表します。

(例)今日はいい天気だ。さて、散歩にでも行こうか。

これら7種類の接続詞に注意して文章を読み書きしましょう。しかし、接続詞は使いすぎると説明口調のくどい文章になってしまうので、記事の用途に応じて省略することも頭に入れて執筆するようにしましょう。

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宮嵜 幸志

株式会社YOSCA 代表取締役 http://yosca.jp/ 東京都生まれ。前職のWEBマーケティング会社にて百を越えるWEBサイトを制作。さらに、数千のWEBサイトの制作指揮を行う。そこで得たWEBライティングの知見を活かし、現在は記事制作代行事業を展開中。また、フリーライターの養成にも力を入れ、執筆スキル向上のサポートなどを行っている。趣味はバスケットボール、読書、海外旅行。