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「加工を加える」、「頭痛が痛い」のように、重複する意味の言葉を続けて使用することがあります。正しくは「加工する」、「頭痛がする」です。

このように、意味が重なる表現を用いてしまうと、文章に無駄が出て読みづらいものとなってしまいます。

文章をすっきりとさせ分かりやすくするために、意味が重なる表現でよくある間違いについて学びましょう。

【NG例1】「度に〜〜いつも」

母は、私が帰る度に結婚のことをいつも心配する。

(「度に」と「いつも」は似たような意味を持ち、2つとも用いる必要はないといえます。)

母は、私が帰る度に結婚のことを心配する。

母は、私が帰ると結婚のことをいつも心配する。

【NG例2】「はっきりと明示する」

このプロジェクトの課題をはっきりと明示することが大切だ。

(「はっきりと」と「明示する」は似たような意味のため、これも2つ書く必要はないといえます。)

このプロジェクトの課題を明示することが大切だ。

このプロジェクトの課題をはっきりと示すことが大切だ。

その他、このブログを運営している、株式会社YOSCAのFacebookページの投稿にも参考になるものがありました。
よく使われてしまう重複についてまとめています。

無意味な重複をなくして、すっきりとした文章にするよう心がけましょう。

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阿部 道浩

株式会社YOSCA取締役。1987年新潟県生まれ、2011年慶應義塾大学卒業。 大学在学中から、当時社員2名のモバイルサイト運営会社Berryにてインターンに参加。iPhoneアプリ開発からECサイト店長業務まで幅広くネットビジネスに関わる。大学卒業とともにBerryに正社員として入社、Webコンテンツの制作を担った。 2013年、宮嵜とともに株式会社YOSCAを立ち上げ、在宅で業務に当たる。趣味はランニング。